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2015.09.19 MR.CHILDREN STADIUM TOUR 未完、京セラドーム行ってきた

ファンなら誰もが一度は考えたことがあるだろう、
もしMr.Children小林武史の手を離れセルフプロデュースで
アルバムを出したらどんなアルバムになるんだろう・・・
今年出た、REFLECTIONというアルバムはそんな期待に
200%のエネルギーで返してくれるような作品だった

そこには胸を打つバラードあり、ハードなロックもポップな曲も
桜井らしい社会に問題提起するような曲も、聞き手を鼓舞する曲もあり
これまでのミスチルの総てが詰まった、集大成と呼ぶにふさわしいアルバム*1である

そんな傑作アルバムのツアーとなると、どうしても行きたいと思っていたら
以前からミスチル好きで、FC会員でもあるフォロワーさんが
チケットを取ってくれた縁で、2011年のSENSE野外ツアー以来の
4年ぶり2度目の参加となった*2

自分としてはほんの一週間前、UVERworld男祭りで人生でもTOP3に入るような

強烈なライブを見たのでどうしても比較してしまうなあ・・・と思ったが
結論から先に言うと、初参加のSENSE野外ツアーの感動を
何倍にも更新してくれた物凄いライブで、改めて凄いバンドだと思い知らされた

ミスチル好きのラーメン屋

昼ごろ阪急南方という駅で集合、そのまま人類みな麺類というラーメン屋に並ぶ
こちらは、ミスチルのライブDVDをモニターで流して、DVDやアルバムが壁に並べてあったり、

店長(ウーパールーパー)の名前が”かずとし”だったり・・・

既にファンにも有名らしく今回はツアーグッズつけた遠征らしい人が大勢並んでいた
↓要するにこんな感じの店



ここはMicroとMacroという、魚介からダシ取ったのと、しょうゆベースのラーメンがあって、
前回初めて来た時*3はあっさり魚のMacro食べたから今回はしょう油のMicroにしたら、
思った以上に黒いしょう油色で関西人で薄味の好きな自分は少し後悔・・・まあ美味かったんだけど
(ちなみにどちらも麺は太麺で、チャーシューが分厚い
普段もうまいラーメン屋だから大体並んでるらしいが小1時間並ぶ価値は十分あるかと)
↓これは前回食ったMacro、あっさりだけど濃厚

それから4時前に会場到着、上にあげたトレーラーの写真などを撮ったり
開演前記念スタンプを押した時に、一緒に見に来た方がチケット紛失したりと一騒動あったものの

その後、親切な方が拾ってくれたらしく無事一緒に見れた、本当に感謝

5時すぎ、予定通りライブスタート

ステージ上の巨大スクリーンに、早速アニメーションが映し出される
*4
物語調の数分間の映像が終わってから暗転、続けて未完のイントロ
REFLECTIONはライブで聞きたい曲が多いアルバムだけど、特にこれは1番聞きたかった曲だ

 

音源以上に伸びやかな桜井のボーカル、力強いJENのドラム、
静かにそれを支えるナカケーのベースと田原のギター・・・

それから今回特筆したいのが、アルバムでもキーボードを弾いてたSUNNYの存在感
ステージには5人だけ、ホーンなどゲストプレーヤーも一切無しで
コーラスも兼任していた彼含めて5人でMr.Childrenというようなライブだった

 

続く、擬態では早速手拍子、サビはみんな合唱でSENSEツアーを思い出す
ニシエヒガシエ、光の射す方へという鉄板ナンバーを立て続けた後、
「僕らのファーストミニアルバムに入ってる曲を歌いたいと思います、20数年ぶりにやる曲です!」
という言葉に続いて演奏されたのはCHILDREN’S WORLD!
聞いてるこっちも久々だったけど、初期の初々しさ溢れる良い曲だ
曲後で桜井本人も言ってたけど「ちゅっちゅ、ちゅっちゅるーるー」という
コーラスを歌うのはやはり恥ずかしいようだった(勿論、客席も合唱)
でも、その恥ずかしさ(答案ママに見つからないようにーとか)や青さも
全部引き受けてやってるのが今のミスチルなんだと、
次にやった運命の青さと併せて聞くと実感できた
(やらしい妄想して自分を慰めた後で~のラインがホントに好き)

 

 

「闘ってる人たちにこの曲を贈ります!」という言葉の後は
FIGHT CLUB、これもホントにカッコよかった
疾走POPという仮タイトルに相応しい、疾走感あるポップロック

あと記憶が曖昧なのだけど、確かこの辺から花道の方にメンバーが
移動して、何曲かセンターで演奏
少しの距離だけど、近くで見れるのはやはり嬉しい

斜陽、I can make it、忘れ得ぬ人、and I love youとバラード系のブロック
何を今更と言われるだろうが、生で聞く桜井のボーカルは本当に圧倒される
特にバラードは、その歌唱力の高さを改めて確認できるので
個人的にはもっとライブでやってくれても良い位

 

 

あと少しこの辺で映像のことも書くと、例えばI can make itでは曲に合わせて
モノクロ調でメンバーを映したり、その頃の白黒映画の映像を使ったりする演出が面白かった

タガタメ、蜘蛛の糸と引き続きバラードナンバーのあとはREM、
”ロックバンドとしてのミスチル”を魅せるには今これ以上にないハードナンバー
そしてこれに続くWALTZ、フェイク、ALIVE、進化論の流れが凄まじかった

WALTZでは、ピンク・フロイド*5めいた映像でスーツを来た大学生?が
ベルトコンベアからスカイダイブするグロいアニメーション
フェイクも、詳しくは覚えてないがやたらかっこいい映像が流れていた
*6

ライブ全体を通して、とにかく映像の演出が印象的でそれ自体は
SENSEツアーでもあったけど、桜井いわく今までは
コバタケが投げてくれたボールをもらっていたのが
今回からメンバーが積極的にステージ演出にも意見を出した結果、
非常にダイレクトに、曲のメッセージが見てる側にも伝わった 
割と参加したライブの映像とかは欲しいほうだが、
ここまで本気でパッケージを切望するライブは久々だった

つづいては、ダーウィンの進化論などについての話がスクリーンに流れる
ラマルクの進化論については正直、その名前すら今回初めて聞いたので
後で詳しく調べてみようかなと思った
(これは進化論のWikiのリンク)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96


以下この辺は、完全に脱線のためうざい方はしばらくスクロールして頂ければ・・・

この時の進化論やタガタメなんかもそうだし、SENSEツアーでもやってた
Everything is made from a dreamなんかでも思ったのが
ほんとに楽曲だけで、社会に対してメッセージを投げかけるのが
個人的にすごい信頼できるし、支持できる*7
最近政治的発言を積極的にするアーティストが多くて、それはそれで全然良いとは思うのだけど、
そう思う反面「ミュージシャンなら歌で訴えろよ」て言いたくなる時も
多々あるので、余計にその思いを強くした
それと、前述したEverything~なんて発表されたのは2000年だ
911や、震災後に社会派を言い出したバンドとは見てるとこが全然違う

あとモニターなんかで再確認したが、桜井が気持ち良さそうに歌ってる
真後ろでめっちゃ良い顔で素晴らしいオカズをバシバシ決めていくJENというTVでも良くある構図が自分はホントに大好きなんだなと
両端で寡黙に職人技を見せる皇帝とナカケーももちろん重要だが

最後にツイッターでちょっと読んだのが、ドーム規模の会場における
モニターと、および歌詞をテロップするか否かみたいな話題・・・
分かりやすく言うと、ライブで歌詞は出さなくても良いのでは?ていう話
先週見たUVERworldの場合ほぼ全編に渡って歌詞が凝ったCGで表示されてたし、
昨日のミスチルは一部ではあったけど、同じく歌詞が表示されていた
確かに歌詞が出ると、却ってイメージが制限される畏れはあるかもな・・・


(ここまで脱線終わり)

 

 

 

そして、その後歌われた終わりなき旅
よくライブでもやってるし、ライブだと「どこかに自分を必要としてる人がいる」の自分を
「あなたを必要としてる人がいる」に変えている事があり、
そっちのバージョンも凄い好きなんだけど、この日はオリジナル通りの歌唱で
それまでと違い、モニターに歌詞だけが出るシンプルな演出
そして気付いたら自分でも驚く位、号泣しながら歌っていた
どういった理由かは分からない、実際そうだったんだからそれでいい*8
これからも、ライブでは歌い続けて欲しい曲だなー

余韻に浸っていると、これぞコバタケ節!としか言いようのないピアノのイントロと
それに導かれるような力強く、カッコ良いとしか言いようのないJENのドラムに続いて
幻聴、伸びやかなサビなんかは以前ならシングルカット必至の
REFLECTIONの中でも一際キャッチーな曲だと思う

本編最後は足音-Be strong、まさに会場内の総ての人の心に
彼らの足音をくっきりと残す良いラストだ

アンコール


さて続いては、アンコールなのだけど少し予想してないことが
アンコールの手拍子を客席がしながら、スマホのライトをみな次々と点灯させ始めた
今回のツアーでは一部の照明を真っ暗にして会場内を客側の照明だけにしようということらしい

アンコール一曲目は、I wanna be thereから
前述のようなので、豆粒程度に見えていたメンバーも流石に全く見えず
京セラドーム内にスマホの黄色い光と、音だけが会場を包む
この時は演奏後の拍手も、どこか穏やかな印象を受けた

しばらくして、Overtureが流れる となるともちろん続くのは、蘇生
ここからは再び照明もついて、ステージを走り回る桜井
しかしさっきから全然声に疲れが感じられないしこの人、
これだけ走って*9よく声が続くなーと驚かされる やっぱサッカーしてるから?

REFLECITON(Nakedだと)一曲目fantasy、そういやまだやってなかった・・・
「日常の中のファンタジー」がそろそろ終わりに近付いてきた

次のTomorrow never knowsでも、スマホでライトつける人が半分くらいいて、
空気に流されて自分もやってしまったんだけど、後で考えたらしない方が良かったなーと後悔
それはともかくとして、ただただ良い曲だ・・・(しみじみ)

innocentworldは、終わりなき旅とはまた違った意味でライブで歌い続けて欲しい曲
とはいえ実際は、半分くらいはこっちが歌ってるんだけど()
何と言うか桜井と歌わないと、ライブ終わった気がしない・・・て人も大勢いるはず

3時間以上に渡るライブの最後は、Starting Over
スクリーンには「肥大したモンスター」が映し出され、モンスターと対峙する主人公といったストーリーが展開される
まさにエンディングを飾るのにふさわしいナンバー、最高だ

 

 

終盤の方、桜井は「こんな最高なファンがいてくれて・・・」みたいなことを語っていたけど、
それは少し違うと思った
この日もただ最高のバンドがいて、そこに最高の楽曲と最高のファンがいただけだった
ドーム特有の音響の悪さ*10も、ど真ん中のスクリーンが見づらい機材席とか
見てる間はほぼ気にならないくらい良かった

よくテレビやメディアではミスチル=桜井みたいな一面的な捉え方をされていて、
それはある意味間違いではないだろう
しかし一度でもライブを見た人は分かると思う
デビューからもうすぐ25年になるというのに、
未だに青さと熱さを忘れない正真正銘の”バンド”だということを

そんな”モンスター”バンドの、完璧なライブだった

 

 

セットリスト
未完
擬態
ニシエヒガシエ
光の射す方へ
CHILDREN’S WORLD
運命
FIGHT CLUB
斜陽
I can make it
忘れ得ぬ人
and I love you
タガタメ
蜘蛛の糸
REM
WALTZ
フェイク
ALIVE
進化論
終わりなき旅
幻聴
足跡-Be strong

アンコール
I wanna be there
Overture-蘇生
fantasy
Tomorrow never knows
innocent world
Starting Over

 

*1:個人的にはQのアップデート版のような印象も受ける

*2:ほんとにお礼を言いたい

*3:偶然にもヤンマー大阪でライブあった日

*4:今回、機材席という事で終始演出が見づらいことがあり、実際と違う事を書く事があるかもしれないのでご容赦を

*5:Another brick in the wallのPVみたいな

*6:ALIVEは、10代の頃1番好きだった曲で辛い時何度も励まされた事もあり、この辺ですでに涙腺がうるっとなっていたと思う

*7:この辺の、桜井の姿勢はちょっと前にネットでも話題になってたけど

*8:跳べの歌詞より

*9:特に書いてなかったが結構走ってる

*10:自分の前方の方は良かったけど、真後ろが全然音聞こえなかった